2019年夏アニメ感想
今期アニメの感想をつらつらと書いていきます。
適当に読んでください。
なるべくネタバレ等避けるようにしてるので書いてあること結構ふわふわしてるかもしれません。
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7月に終わったアニメを対象にしています。
10月から2クール目に入るアニメは対象外です。
1～5の5段階評価
以下五十音順
彼方のアストラ☆5万(12話)
近未来、宇宙に投げ出された9人が拾った宇宙船で様々な惑星を巡りつつ帰る話。ジャンルとしてはSF（space fantasyでありscience fiction）だろう。1話と12話が1時間だから実質14話1クールだったけど、クオリティがすげー高かった。作画も安定してたし、声優さんの演技にも震えたし、話も緻密に練られていてありえんおもしろかった。誇張抜きで一挙手一投足が伏線なんじゃないかってくらい大量の伏線が張ってあったし、後半の一気に伏線回収し始めてからの怒涛の展開には目が離せなかった。ここまで一週間待つのが辛かったアニメは久しぶりな気がする。ただ、シリアスな場面で変にギャグが入るのが嫌いな人は、そのノリが合わないかもしれないなと思った。個人的にはアリだとは思ったけど。最後まで見たらもう一周したくなったのはマジ。OPがほとんど流れないが、流れるたびに少しずつ映像が変わるの芸コマ。EDでは、キャラが撮った写真が使われているという設定で、話数ごとに担当キャラが変わっているらしい。11話を見た後に7話のED見ると結構来るものがある。タイトルにはいくつかの意味があるが最後まで見ればわかる。余談だが、なんか巷では『彼方のアストラはSFとしてどうなんだ議論』があるらしいけどここでは関係ないので以下略。（重箱の隅をつつくのが趣味の人はフィクション見るのには向いてないんじゃないか。それはちょっと違うか。）まあ、それも気になった人は適当にググれば出てくると思うから各自で調べて、どうぞ。ネタバレ含んでいるので視聴済みの方がいい。
鬼滅の刃☆5(26話)
家族を殺されて妹が鬼にされてしまった主人公が妹を人間に戻すために鬼を討つ話。さすがufotableといった感じの作画だった。既に劇場版なんじゃないかっていうくらい動いてたし、作画・CGのクオリティも引くほど凄かった。話もおもしろく、原作にない説明等を補完されてあったらしく、丁寧に作ってあったと思う。"呼吸"の演出もめちゃくちゃかっこよかった。音楽が梶浦由記・椎名豪とかもう最強だろ。唯一許せないのが次劇場版ありますよ～(^o^)って言ってるところ。金ないんだよしねしねしねしねしね。臓器売ります。
グランベルム☆3(13話)
魔法で動く人形を操縦してバトルロイヤルする話。正直微妙だった。まず、搭乗する人形がビーダマンみたいでちょっとアレだった。個人的にはシュッとしてる方が好き。魔法でバトルするのに人形に乗る意味あるのかな？って思ったけど、どうやら魔力が強くなるとかなんとかで必要なことらしい。知らんけど。それと、タイトルロゴのデザインがなんか古い感じする。ベルサイユの薔薇かなって初見の時思ったくらい。ただ、戦闘シーンはすげー派手でよかったと思う。魔法でバトルしてる感あって割と好き。話の内容は悪くなかったと思うが、冗長な感じがした。なんか同じこと何回も言ってて間延びしてるなーーって。それだけ重要なことなのかもしれないけど。終わり方とかまどマギを彷彿とさせられた。悠木碧さんと日笠陽子さんがすげーと思いました（こなみ）。
コップクラフト☆3(12話)
刑事と異世界からの騎士がバディで様々な犯罪に立ち向かう話。まあまあおもしろかった。異世界人が地球に行き来できる世界だからか、それ関連の政治的な話が多かった。銃撃・剣戟だけでなく、魔法なんかでも戦闘が行われていた。作画が崩れていたりとかはなかったと思うが、戦闘の作画はなんか微妙に感じた。OP・EDはかっこよくて結構好き。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO☆1(26話)
タイムリープ、並列世界、異世界…そんな感じの話。原作は20年位前に発売したえどげらしい。知らんけど。現世編はまだよかった。異世界編になってからもうわけわかめ。"セーブ＆ロード"の流れを"タイムリープ"で表現してたのはおもしろいと思った。話も大筋では面白かったはず。多分尺足りてないし、演出も悪かったのかなと。「そうはならんやろ」「なっとるやろがい！」が多発するのやばいだろ。やってることはおもしろいはずなのに、全く伝わってこなかった。伝わってこなかったので、後半正直苦痛でした。とても惜しいと思いました。終わり方まどマギみたいだと思いました。いや、こっちの方が先なのか。
女子高生の無駄づかい☆4(12話)
ちょっと残念な女子高生（おもしれー女）たちが繰り広げる学園コメディ。毎週腹抱えて笑ってた気がする。1話で登場人物にあだ名がつけられるが、キャラの名前があまり覚えられない自分にも覚えやすくてたすかった。本名はあまり出ないが（先生が呼ぶ程度）、あだ名と割と近いのであんまり困らなかった。あくまでもメインは3人だが、そこに他のキャラが混ざったりするとやばい化学反応っぽくてやばい（やばい）。よく出てくるキャラにはそれぞれお当番回があるのもよかった。教室の後ろの黒板の落書きもちょこちょこ書き換わってたりして好き。OPがガチで好き。どうでもいいけど、メイン3人の声優が人妻なの笑う。
ソウナンですか？☆3(12話)
遭難した女子高生4人が無人島で生きる話。これを見れば無人島に漂流しても大丈夫！セミ食べたりしててさすがにちょっとその辺はきつかった。下着で海泳いで食糧調達したりしてエロいといえばエロいけどなんか違う感。エロいけど。15分アニメなので気軽に見れるんじゃないでしょうか。知らんけど。ちょっと百合っぽいシーンがあったりなかったりする。
ダンベル何キロ持てる？☆4(12話)
ダイエットのためにジムに通い始めた女子高生の話。見るプロテイン。筋トレは想像よりもずっと奥が深くて理論的だった。アニメの動き有りでの筋トレの解説をしてくれるのでとてもわかりやすかったし、注意点なんかも教えてくれるのたすかる。あと、ちょっとエロかった。動画工房に筋肉専門の原画さんがいるとかなんとか言ってた気がするけどマジ？OP・EDの中毒性がやばかったです。みんなも筋トレやろうな！（やるとは言っていない）
これがやりたかっただけみたいなところある。
まちカドまぞく☆4(12話)
突然闇の力に目覚めた女子高生が一族にかけられた呪いを解くため魔法少女を倒そうとするポンコツ魔族と筋トレ魔法少女の日常系コメディ。令和初のきらら枠。頭空っぽにして見れていいかも、とか思いながら見てたけど、後半結構話動くしおもしろいしでいい意味で期待を裏切られた。みんなアホ可愛い。魔法少女は当然変身するが、クソザコポンコツ魔族の主人公も変身する。そしてえどい。2期期待したいくらいにはおもしろかった。
Re:ステージ！ドリームデイズ♪☆5億(12話)
挫折をした子たちがもう一度夢を見る話。今期の最強ダークホース。とにかくすごい。すごいとしか言いようがない。すごすぎて今現在このアニメを形容する言葉は辞書には載っていないと言われている。こんな神アニメ作って誇らしくないの？話が単純におもしろかった。最初の方は様子見のつもりで見てたが、いつの間にかのめりこんでいた。「そうはならんやろ」みたいな展開があるが、運営の頭がおかしいのでありえます。ってか例のシーンだけじゃなくてアニメも見ろ。ちなみに例のシーンは5話。サブタイの回収がその回の中のセリフから引用されるが、引用されるセリフがおかしい。やっぱり運営の頭がおかしいからか。タイトルに”Re”とついているが、別にループモノではない。匂わせるようなセリフはあるけど。様々な理由でアイドルを諦めていた子たちが集まるため、挫折とかを乗り越えてアイドルを目指すようになるが、それがガチでエモくて熱い。だいすこ。話が1話ごとでまとまっているのもかなりいい。キャラデが女児アニメっぽさある気がするが、そのうち慣れる。2話で慣れた。みんな基本的にいいキャラしかいないのもすこポイント高い。語尾が「みぃ」のキャラがいて正直ウザいと思っていたが、クセになる。200回くらい泣かされた。作画が微妙に変なところも少しあったりなかったりするが、そんなに気にするほどでもないと思う。代わりにライブの作画が異常なくらい強い。このアニメは”モーションキャプチャ→3DCG→作画”らしく、めちゃめちゃヌルヌル動いているしクオリティ高すぎて震えた。これだけでも見る価値ある。引きではさすがにCG使ってるらしい（？）けど。ただ、同じ振り付けでも少しずれてたりして細かいところがすごい。曲もありえん良曲揃いなので最強。それにみんな歌上手い。主要キャラ6人で、3組のカップルがいるため、視力が上がる。クレイジーサイコレズが何人かいるため、やがて君に桜citrusだったら大変なことになってた。OP・ED共に良曲だが、特にEDの歌詞が物語に刺さりすぎてありえん泣ける。毎話5回以上見返してる気がする。頭おかしいんか？勝手に終わるな。このアニメの唯一の悪いところは終わってしまったところ。頼むから続いてくれ…。ちなみに、ゲームでストーリー読もうとするとアニメのネタバレを食らうのでアニメ見たいって人はゲーム終わってからにしましょう。10話前くらいでネタバレ食らった人間がいるので（1敗）。
完全に余談だが、リステ見終わった人は作詞家のSoflan Daichiさんのブログを読んでみてほしい。泣ける。
ロードエルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-☆3(13話)
ロード・エルメロイⅡ世が魔術による事件を解決するミステリー。個人的にあまり触れたことのないタイプのミステリーものだったからちょっと戸惑っていたが、そこそこおもしろかった。Fate zero見てないとちょっときついし、Fate関連の魔術等の用語とかある程度わからないと多分きつい。かなりややこしい話をしていて難しかった。ライダー陣営すこなんだ。梶浦由記さんこっちでも音楽してたんだな。すげえや。Fateの戦闘とかそういうのを求めている人には向いていないと思う。
<総括>
夏はおもしろいアニメが多かったと思う。あと、筋トレのアニメが多かった。覚えている限りでは、ダンベル、アストラ、リステ、まちカド、鬼滅かな？筋トレ始めるかぁ…。今期覇権はアストラ、鬼滅って答えるのが無難かもしれないが、個人的にはリステが最強だった。自分でも引くくらいリステの評価が高くてビビってるけども。ガチで見てほしいけど万人に勧められるアニメじゃないのが悲しいところ。ネタバレ有りでガチガチに感想記事書こうかとも思ったけどさすがに気持ち悪いがすぎるからやめた。対して、彼方のアストラ、鬼滅の刃は比較的勧めやすいので見てほしいところ。
秋アニメ何見るかまだ決まってないのでおススメアニメ募集。
